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【第6回】道策VS渋川春海 (61〜71手)|初心者の棋譜並べ 

初心者の棋譜並べNo.002:

1682年12月20日 白:道策 VS 黒:渋川春海

第61手〜71手


前回までの棋譜)

白さんが黒さんを攻めつつ自分の活きも確保する一手を打ってきた

図1)黒はどうやって生き残るか。


前回までの記事)



右辺の下へ潜り込む

図2)右辺下をとってスペース確保
黒61と白を取りますよ〜っと見せて黒63。
この黒63、後手に回ってしまって一見損に見えます。
なぜなら、白64と抑えられて黒65と入れないといけないから。
でも、逆に相手の力を借りて下辺を固めたとも言えるのかな?
ここ、また先生に聞いてみようっと。(^^;

図3)たぶん、こんな感じの壁際


白は先手をとったので、66と黒からのキリをひとつ守りつつ、
右側の3子も切っちゃうよ?みたいな手を打ってきた。
黒さん、中央3子がピンチです。><

図4)黒さんの生きる道


白を抑えつつ中央進出

図5)黒中央へ。白、左辺を守りつつ上辺へ

黒67、こんな手ってすごいなーと思う。
ポーンと離れたところに打つのも華麗だなーって思うんだけど、
こういう地味な一手がボディーブローのように
ダメージを蓄積させてるような気がするんですよね。
下も左も牽制して、さらに上へ伸びられる。
下手(したて)からしたら、どうすればいいのよ?っと
発狂する一手だと・・・思う。

白68、黒69、白70、こういう進行はよくあります。
相手よりも一歩前へ出ておくことは大事、と私の先生もよくおっしゃられます。

図6)こんな感じだろうか?
白70と打った時点で、左上の黒石にアラートが立ちます(^^
このままだと白に完全包囲されて中央への道が断たれてしまう。
上辺に4つ、味方がいるのでなんとかつながれば・・・。

図7)敵に囲まれる前にまずは一歩。

ここに打つと、右上の一団、下の一団のどちらかと繋がる?のかな?

図8)黒さんの構想はこんな感じ?

私、このあとすぐに★へ打ちたくなります。
が、そうではない手を打ってくるから楽しい。

ここから接近戦がまた始まります〜
続きはまた次回へ♪


最後まで見ていただいてありがとうございましたー♪
今はこう考えていても、将来、もう一度並べた時には、
違う発見ができるんだろうなあ、きっと。
そういう意味で、この記録を楽しんでます^^








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