スキップしてメイン コンテンツに移動

【第8回】道策VS渋川春海 (91〜113手)|初心者の棋譜並べ 

初心者の棋譜並べNo.002:

1682年12月20日 白:道策 VS 黒:渋川春海

第91手〜113手

前回までの棋譜)


図1)戦闘の火蓋が切って落とされた

ここから黒と白がどんどん残った地を刈り取らねばいけない。
だんだんと境界線がはっきりとしてきました。



前回までの記事)



黒、白、ともにほぼ確定。


図2)黒は上辺と左辺を固くした。
この戦で黒は見事に上辺の仲間と連絡成功。
左辺から上辺にかけて大勢力を形成。

左辺上部の白は殺される前に少しでもスペース確保の白94。
この呼吸で黒95と。

太極拳の推手みたいだなー。(力の流れを受け流しつつ、その力を借りて相手へ戻す練習。)これで左側が強くなり、かつ下の黒へも近づいた。


中央の争いへ


図3)勢力図。両者相手を削りつつ、中央の覇権を争う構えとなる。

四隅がほぼ確定。辺も微妙だけどうっすら確定?
ここから中央へ黒と白が乗り出していきます。


男ならド〜〜〜ンと!101手


この1手はすばらし~
そしてその白の反撃もジャブを入れて、すかさずアッパーカット。
どちらも譲らずって感じの流れをどうぞ♪

図4)真ん中よりやや上に打ち込んできた。

ここに黒101が入ると、
一気に左辺と右辺、そして上辺と繋がる可能性が出来てきた。

白は102と返す。
これは、黒に103とつがせて、先手を取るため。
ここを失うと黒はボロボロになるので、絶対に受ける。

そして、101の対角線上に白104、106っと白も上と右が
繋がりそうな流れになってきた。

このあとの108、110に黒が応えて白112。
一気に中央突破がみえてくる流れでした^^

図5)それぞれが孤立することなくうまく働いている

白が112とうってきたので、黒は中央へ伸びる113手。
このあたりの呼吸もまたすばらしー\(^o^)/

図6)黒さん、さらに中央へ。草原に勢力拡大していきます。

上の図5で示したよりもさらに黒さんが入ってきました。
こうなってはもう白さん、大した地は期待できないです。

これから白さんは上の黒さんを少しでも荒らしにむかいます。

次回、最後まで〜




コメント

このブログの人気の投稿

囲碁の基本ルールを覚えられるサイト:関西棋院のインタラクティブ囲碁入門

囲碁を始めるなら〜 子どもが作ったクマさん 囲碁を初めて7ヶ月。 囲碁を初めて勉強するのに良いサイトや アプリを紹介します。

今日の囲碁〜棋譜並べをしました

棋譜並べをしました 今日並べた棋譜 日曜日、子どもたちの囲碁教室へ 私は次の用事の時間まで教室で一緒に楽しんでました^^ 今日は、棋譜並べをしましたよ。 20分でどこまで覚えられるか?っていうのを 子どもたちと一緒に。 みんな覚える棋譜は違ってて、 私がお借りしたのはこちらの棋譜。

囲碁のsgfファイル文字化けの解決方法(Mac)

パソコン触ってないと意識しない文字コード。 これが一致しないと手元で問題なく読めている文章が別の環境だと読めない場合がある。 ファイルを開いたら文字化けしていた、 なんてことを体験したことがあれば、 それは文字コードの問題である場合が多い。